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年収1億円以上を稼ぐ人の職業を調べたら、半分以上が【株・FXトレーダー】だった。

日本の平均年収が300万円・物価は上がる一方の時代に「年収億」これはまさに、夢の言葉だと思います。2022年の春から、高校では「投資」の授業が始まり、岸田内閣(記事掲載当時の政権)は、投資を行う様にと推奨もしています。

「年収億」を目指すのに、もちろん投資もありですが、もしあなたが、投資以外で稼ぐとなったら何がありますか?この記事では、投資とその他の事で稼ぐには、どちらが良いか?どちらが億を目指せるか?比較検証していきたいと思います。


2020年度【1億円以上稼いでいる人の人数】

2020年度国税庁の調査で、1億円以下〜100億円超円以上稼いでいる人が【62,970人】います。

※納税している人のみ・給与所得者や個人事業主など所得者すべて含む

※出典元:国税庁ホームページ統計情報より参照して各グラフ作成https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/tokei.htm

2020年度、日本の年収別割合(個人事業主含む)

62,970人という数字を聞いて、1億円以上稼いでいる人って結構いるんだなという感じがしませんか?2021年の日本の総人口が【1億2550万2千人】なので、ざっくりですが、1993人に1人の割合です。

【年収1億円以上を稼ぐ人の職業】がこちら。

まず、年収1億円以上を稼ぐことが出来る職業が5つしかない事を、国税庁のデータが示していて、それが以下の5つです

  • 事業所得者(会社経営など)
  • 不動産所得者(土地を持っている、賃貸業など)
  • 給与所得者(大手会社役員・役職など)
  • 雑所得者(著作権・特許・印税収入など)
  • 株・FXトレーダー(トレーダー)


その中でも、(昔のデータにはなってしまいますが)平成17年度の国税庁統計年報のデータをご覧ください。半数以上の年収億を稼ぐ人の仕事が【株・FXトレーダー】の投資家であり、それが50%以上を占めています。昔とはいえ、個人投資家が増えている昨今、現在もこの割合はほぼ変わらないか、むしろ右肩上がりに増えているものと思われます。

年収1億円以上の職業別画像


もしあなたがが「自分の力で大きなお金を稼ぐにはどうしたら良い?」と考えた時に、

「生まれ持って地主の家系で育ったり、親が会社を経営していて引き継いだ、家が裕福だった」など、ごく一部そういった環境で育った方もいらっしゃいますが、一般人のほとんどはそんな事はないので、いわゆるお金持ちになりたい!と思った時に、多くの人は「事業を始める or トレーダー」のどちらかを選択するのではないでしょうか?


主婦子さん
なんで、年収1億円以上稼ぐ人は、半数以上が投資家なの?他の職業じゃ億は稼げないの?

なぜ投資を選ぶ人が多いのか?その魅力は何なのか?他の職業と比べた時に、考えられる理由やメリットデメリットを考察したいと思います。


億を稼げる5つの職業別メリット・デメリット

ここからは、各職業別に見たメリットデメリットを紹介していきます。もちろん、仕事はお金目的だけではなく、やりがい・社会貢献など様々な要因があるので、当然お金だけではありませんし、仕事はお金だけで選ぶものでもないと思っています。

今回の記事の目的としては、【億を稼ぐ】のみにポイントを絞って、トレーダーが他の職業とどう違うのかだけをピックアップ出来ればと考えています。


戸塚
2021年個人投資家が、過去最多の6,000万人になり、
当時の政府が「資産所得倍増計画」と「貯蓄から投資へ」というスローガンを打ち出しているくらい、投資熱が高まっている昨今。億を目指す!とはどうゆう事かを職業別に見てみましょう。


事業所得者(会社経営など)

メリット:事業が軌道に乗って中堅・大手企業までになれば、年収億どころか社会的地位も確立される。経営者なので、自らが考えた通りの経営方針で進める事ができる。


デメリット:軌道に乗るまでに、膨大な時間や費用(人件費・事業費・毎月の社会保険費など)が発生する。対顧客や従業員など人的トラブルも起きる可能性がある。起業して10年生き残れるのは1割ほど。特に昨今のコロナ禍においては、倒産数が伸びている。

事業所得者(会社経営など)は、成功するまでに時間+とにかく予算がかかる


不動産所得者(土地を持っている、賃貸業など)

メリット:賃貸収入などで、毎月継続的に収入が入る。


デメリット:入居者がいない、借り手がいなければ1円にもならない。また、不便なところで借りようとする人はあまりいないため、場所や立地が収益に大きく作用してくる。場所が良いと土地代や固定資産税なども費用もかかる。メンテナンス費用なども高い。

不動産所得者(土地を持っている、賃貸業など)は、立地の良さ・+初期資金をどれだけ用意出来るかが鍵。


給与所得者(大手会社役員・役職など)

メリット:大手企業や、継続して安定している会社に入れれば、毎月の給料・ボーナス・昇進なども見込めるため、かなりの高待遇で働ける事ができる。


デメリット:その会社に入るまでには学歴なども必要で、学歴は関係ない企業も増えてはきたが、求人の募集要項を見ると、大手企業などは、やはり大学卒以上からという所が多い。小さい頃からの勉強の積み重ね(大人になっても同じ)が必要。昇進できるかもポイント。

給与所得者(大手会社役員・役職など)として、つまりサラリーで給料をもらうスタイルで年収億を目指すには、会社の役員クラスになる事がほぼ必須。


雑所得者(著作権・特許・印税収入など)

メリット:人気漫画を書いたりなどの、売れっ子漫画家や作家になれれば十分可能。一生生活には困らないレベルになれる。その一方、主婦で特許を取ったりなど、チャンスとアイディアがあればある程度は稼げるかも?


デメリット:漫画家・作家に関してはあまりに狭き門で、売れっ子になるならない以前に、漫画家として生き残れる確率自体が「30000万分の1」と言われている。その中で、売れっ子漫画家・作家までの地位になるには、上位0.04%だと言われているくらい狭き門。

雑所得者(著作権・特許・印税収入など)は、完全に実力の世界で、運要素がほぼないため、個人的には一番厳しい世界ではないだろうか。腕に自信があり、厳しい世界でで戦いたいという方には、うってつけかもしれない


株・FXトレーダー(トレーダー)

メリット:経済的自由だけでなく、時間の自由を手に入れられる唯一の職業。時間が自由・稼ぐ金額も天井なしに自由・生活する場所も自由・朝起きる時間も、夜寝る時間も自由。とにかく全てにおいて自由というのが一番のメリット。

朝決まった時間に起きて、決まった時間まで就業して、そのあとに残業もあって、人間関係もなく、嫌な上司に怒られることなども一切ない。

トレードするためのパソコン1つあれば、あとは実力だけで良いので、初期設備がほとんどかからない。


デメリット:軍資金が必要になってくる。数万円〜の小資金でも無理なく始められるが、ある程度の金額を稼ぎたいとなったら、最初は50万100万程度の初期投資金が必要。投資のため、軍資金が元本割れ(元手資金が減る・負けて0円になる)リスクがある。

株・FXトレーダー(トレーダー)は、で勝つことはそんなに簡単ではない。
簡単ではないが、考え方を変え、謙虚に学び続けていれば成功できる可能性が高いと言える。そして、その見返りは努力に値するものであるが、成功するまで勉強を続けられるかどうかが鍵。


今後の生活を考えた投資の重要性

いかがでしょうか?

あなたが高収入や億を稼ぎたいとなったら、この5つの職業のどれかを選ぶ事が、現実的には一番の近道かと言えると思います。

もちろんどれを選んでも良いのですが、億を稼ぐ人の半数以上が「株・FXトレーダー(トレーダー)」である事から、やはりその恩恵やチャレンジするメリットが大きいからゆえの数字かなと思います。


2022年高校の家庭科で「資産形成」の授業が開始されると、国からの方針発表がありました。

ひと昔前のお父さんお母さん世代は、「投資なんてやめておけ、危ない」と言う風潮がありましたが、近年になって、投資の重要性が再確認され、国も授業に入れるなど認めてきた様です。

物価は上昇するのに給料は上がらない。貧困層と富裕層の格差が広がっている。今後の日本は、ゆるやかに衰退していってしまう可能性が非常に高いため、各自方法は色々とあるとは思いますが、資産形成をしていく事が大事になってくるのではないかと考えています。

もちろん会社1本の給料でも良いのですが、収入の柱はいくつあっても何にも困らないので、資産形成をお考えの方は、何かのご参考になれば幸いです。

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