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FXってなに?FXとは?わかりやすく魅力や注意点を解説

  • 試しにFXを始めたいと思っている
  • そもそもFXって聞いた事はあるけど何なんだろう?
  • ギャンブルみたいで怖いイメージ
  • 儲かるのかしら?


などなど、FXに対するイメージは十人十色で様々です。このページでは、そもそもFXとは何なのか?を解説していきたと思います。これから始めたいと検討されている方のご参考になれば幸いです。



「FX」という言葉の意味

FXとは、「Foreign Exchange」の略称です。英語の発音はこちらになります。


日本語の意味は、

「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」と言い、

「外国為替取引(がいこくかわせとりひき)」という呼ばれ方もしますが、どちらの言い方でも問題ないです。

ではどうゆう意味なのでしょうか?

まず「外国為替」なので、外貨が上がるか?下がるか?を判断して、そこに投資をしていく金融商品です。次に「証拠金取引」なので、証券会社に預けた自分のお金(証拠金)を担保に、何倍もの金額にて取引できるという意味です。

つまり、自分のお金を何倍もの金額にて取引できる外貨投資商品。これがFXという言葉の意味になります。



FXで取引できる通貨

FXは外貨に投資できる商品ですが、では、実際に投資できる外貨の種類は何があるのでしょうか?

証券会社によって取扱通貨は違うのですが、現在おおよそ51通貨があり、定期的に増えたなどもしています。具体的な通貨を少し見てみましょう!

通貨名称読み方
USD/JPYドル円
EUR/JPYユーロ円
AUD/JPYオージー円
GBP/JPYポンド円
NZD/JPYニュージー円
EUR/USDユーロドル
AUD/USDオージードル
GBP/USDポンドドル
ZAR/JPY南アフリカランド円

といった感じで、世界各国の通貨を売買できるのがFXになります。


例えば、一番上の「USD/JPY」でしたら、アメリカの通貨はドルなので「USD=ドル」日本の通貨は円なので「JPY=円」という意味合いになります。

読み方は、左から読んでいきますので、「USD/JPY」でしたら「ドルと円」→「ドル円」と言えば、FXトレーダーや証券会社にも伝わります。

また、トレーダーの間では、通貨の言い方を省略する場合もあって、

  • 「オージー円」→「オジ円」
  • 「ユーロドル」→「ユロドル・ユロル」
  • 「南アフリカランド円」→「ランド円」
  • 「ポンドドル」→「ポンドル」

などの様に、通貨によっては名称が長くて略して言うケースもあるので、覚えておくと、便利かもしれないです。



FXの大きな魅力5つと注意点1つ

FXの最大の魅力は何でしょうか?大きな魅力5つと注意点1つを解説していきます。


FXの魅力その1:証拠金の何倍もの金額で取引できる。

証券会社に証拠金として預けている金額の何倍もの金額で取引できるのを「レバレッジ」と言います。これがFXの最大の魅力の1つで、少ない資金でも大きな金額の取引ができるシステムになります。


では、FXのレバレッジは何倍があるのでしょうか?

国内の証券会社は、金融庁の制限があるので「最大25倍」です。

海外の証券会社は、「数倍〜最大5000倍」までレバレッジをかけられます。

レバレッジ10倍の説明画像


もし、証拠金10万円の海外証券会社のレバレッジ5,000倍で取引したら、どうなるでしょうか。

レバレッジ5,000倍の説明画像

すごく大きな金額ですね!

10万円で、500,000,000円分(5億円)もの取引ができるという事は、少ない資金で大きく利益を狙えるチャンスという事でもありますが、(実際にやってみると分かるのですが)エントリーと逆行した際に、一瞬でロスカットされてしまい、ギャンブル性が高いため、「投資」という観点で考えると、レバレッジをあまりに高くしてしまうのは、おすすめ出来ないという個人的見解でもあります。

レバレッジを何倍にするかは一旦置いておきまして、いずれにしても、レバレッジで取引できるのは、自己資金の準備の負担が減るため、大変ありがたい制度になっています。

※ちなみに、株式市場もレバレッジをかけられますが、最大でも約3.3倍ほどのため、FX のレバレッジよりかは低い倍率になっています。


大事なこと

10万円でレバレッジ10倍だと、100万円分の取引ができるって事だけど、もしも負けたら、100万円を支払わないといけないの・・・?

戸塚
いいえ。もし負けても、証拠金の10万円が無くなるだけで、100万円分の支払いはしなくて大丈夫です。ただし、証拠金が無くなる前に損切りは必須です。
戸塚
また、強制ロスカットというのが証券会社にはあって、国内証券の場合、証拠金維持率が100パーセント未満になったら、自動ポジションを切られて終了。海外証券の場合、維持率20パーセントで強制ロスカット・もしくはゼロカットという制度もあるので、安心してご利用いただけます。

※大暴落などの予期せぬ急激な値動きの場合、国内の証券会社だと追証が発生するリスクがあります。



FXの魅力その2:24時間取引できる。

FXは、土日や祝日を除いて、平日24時間好きな時間にいつでも取引できます。

株式市場(東京証券取引所)は「平日朝9時〜15時」までが取引時間になっていて、「11時30分〜12時30分」が休憩時間になっています。


なので、FXの場合は、仕事帰りの時間帯や空いてるスキマ時間などで取引可能ですし、朝はゆっくり寝てても大丈夫ですし、トレーダーが無理なく取引できる時間でエントリーできるのがメリットの1つになります。


FXの魅力その3:相場は無くならない。

FXは、国の通貨に対して投資をしていくので、国自体が無くならない限り、相場は永久に無くならないです。もしくは、地球が滅んだりなどあった際に、相場がどうなるかなんて分かりません(笑)

株式市場の場合は、イチ企業に対して投資をしていくので、万が一その会社が廃業などになれば、もうそこの会社の株を買えなくなってしまいます。



FXの魅力その4:ルールが簡単で、売りでも買いでも取引できる。

まずは、「ドル円」の現在(2022/07/27)のチャートをご覧ください。

「ドル円」(2022/07/27)のチャート

右端の「136.777」が現在の価格になります。この価格より、上がるか下がるかを判断してエントリーするだけでになります。「上がると思えばロング・下がると思えばショート」にエントリーしていきます。※予約注文や決済予約なども出来るのですが、詳しい注文方法は、分かりやすく別の記事で解説していきます。

単純に言うと、上がるか下がるかを判断するだけです。


(2022/07/27情報)よく最近ニュースで、「24年ぶりの円安です」などと報道されていますが、これは「円の価値が安くなっている」という意味になります。

先ほどのチャート図で例えると、

  • ドル円が上がる(ドル円を買う・ロングする)という事は「ドルを買って円を売る」
  • ドル円が下がる(ドル円を売る・ショートする)という事は「ドルを売って円を買う」

という意味になります。

なので、円安がここら辺で終わって、そろそろ円高(円の価値が高くなる)になるだろうと思うのであれば、「ドルを売って円を買う」ショートエントリーします。


といった感じで、FXは2国間の通貨の強弱で上がったり下がったりして、日々動いているシステムになっています。


FXの魅力その5:取引できる通貨がたくさんあって自由に選べる。

目次にある「FXで取引できる通貨」でご説明した様に、FXには様々な通貨があります。どの通貨に?どのくらいの資金を?ショートかロングか?なども選べますので、気になった通貨で取引できる選択肢が用意されているのも魅力の1つです。


FXの注意点:投資商品なので損失を出す可能性がある。

FXは投資商品です。証拠金の元本を保証する訳ではないです。労働などの、いわゆる仕事ではないので、FXで取引したからと言って、確実に賃金をもらえるなどの見返りがある訳ではありません。

相場がエントリーした方向と逆にいってしまったり、相場の変動や為替レートの動きにによっては、損失を出すことがありますので、投資は自身の判断で、無理なく始めていきましょう!



まとめ

FXの魅力について、いかがでしたでしょうか。

投資という観点から、もちろんリスクはありますが、時間を問わなかったり、ルールがシンプルで参入しやすく、「ネットから口座登録→入金」この2点を行うだけ、スマホでもPCでもすぐに始められる手軽さもあってか、FXには多くの魅力があり、自由度が高いものになっています。

今後も1つ1つの項目をさらに噛み砕いて解説していきますので、良かったらご覧になって頂けたら幸いです。

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